花を見るためエンヤコラ [バラたちとの生活]
最近「ブラインド」をキーワードに弊ブログを訪れる方が多くいらっしゃいます。
何か有益な情報はありましたでしょうか…?
バラ育てをしていると、ほぼ毎日お世話することがあります。私の場合平日は水やり花がら摘みくらいしかしませんけどw
今日はフランの最後の花が終わったので、お礼肥をあげました。
日々の整枝もそうです。
この時期特に気になるブラインドというのは、こんな芽のことをいいます。
左の葉の付け根から中央の小さい葉が展開しています。
通常ならこの小さい葉の付け根にも、次に展開する芽の先が見えるはずですが、この芽の付け根には何もなく、空洞のように見えています。これは放置していても、つぼみはつきません。
この芽の下に節がいくつかあれば、1節、あるいは2節下で切り戻します。その節についた芽が動き出して、つぼみをつけてくれるかもしれません。
秋の開花は日ごとに気温が低下して(…でも今日もまた暑かったなぁ…)到花時間がどんどんかかるようになりますから、この処理はできれば今月中にすませるとよいと思います。
うちではこんな芽もありました。
せっかく出たところで、チリチリになって生長をやめたブラインド。
恥ずかしながら水切れさせちゃったのか、それとも株自体が「この芽やめとこ~」と判断したのか…とにかく何かしら原因があってバラがそうしたのですね。
これもパツンと切り戻して、次に期待をかけました。
もうひとつ、出開き芽というのもあります。これはうまく写真が撮れませんでした(ごちゃごちゃしすぎて)
芽から葉が出たと思ったら、そこが伸びずに、葉ばかり同じ箇所から何枚も出てきて、つぼみはおろかそれ以上生長しない芽のことです。
今年の秋は特にロザリーに出開きが多発しました。これも原因はよくわかりませんが、思った以上に夏のダメージが影響してるのかな…と推測します。それでもつぼみを他にたくさんつけてくれたので、光合成要員と割り切って気にしないことにしています。
ただあまり芽が密集しすぎている箇所は、芽ごとかきとってサッパリさせることもあります。
1本の枝から何本ものブラインド芽が出た場合は、ひとつだけ残して他は付け根から切り落とすと、残った枝が復活する確率が高い……気がします(気かい!)
思えばこの夏、枝を増やそうとヨコシマな画策をして、確かに枝は増えましたが、それが全部花枝になったかというと、そうでもない。咲く枝咲かない枝と分かれて、株の実力通りの咲き方になってる感じです。栄養が無駄に分散しないよう、バラ自身がコントロールしているみたいです。
育ててるほうよりアタマいいみたい(´∀`;)
これはまだ他の枝からつぼみが出始めたころ、ブラインドに気付いて切り戻した部分から、今になってサイドシュート化してつぼみをつけた例です。エヴィアンです。
他の枝は花が終わりかけている今、期待を集めるつぼみです。
こちらは、夏剪定後にウンともスンとも言わなかった枝。沈黙枝と私は呼んでるんですけど、この枝の下のほうで分枝していた枝を切り落としたら、ここが動き始めました。アンブリッジです。
つぼみをつけるかはまだわかりませんが、動いてくれてホッとしました。
元気な枝は何をしても元気です。
これはラブリーモア。秋の1番花が終わったあと普通に摘んだあとから、もう次の芽が出始めました。
頼もしいです!
どーにもこーにも動かない枝もありますけど…
そういうのはもーいいや( ´θ`)ノ<環境が悪いのをタナニアゲー
でも、あんまりダメな枝はちゃんと覚えておいて、冬剪定のときに見極めちゃうからね!
とまあこんなふうに涙ぐましいささいな努力のかいあって?花を楽しんでいます!
次の記事はりっぱなつぼみをお持ちのこちら様のお話です。
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