過去を振り切る冬化粧

前回のミニバラさんたちの様子はこちら。
そして昨日から今日にかけて、春にかけての準備、その一歩を進みました。

みーんなマルハゲ！

エヴィアンとチュチュの下のほうは、けっこう簡単にポロポロ取れたんですが、他はあまり眠ってないので、葉の抵抗も強かったです。
絶対ダメ！と抵抗する葉は、托葉の付け根をハサミで切って、あとで托葉を取ると簡単に取れました。
ミニバラは葉が小さいし分岐も細かいので、手袋をしていると指の動きがまだるっこしく、ついつい素手で作業しましたが、20個以上も切り傷ができました。親指・人差し指の指の腹は両方とも穴だらけですorz
水がしみる……。

葉を取ると、その付け根にはモリモリ太った芽がたくさんついていました。
もう動いているものも少なくなく。
あまり猶予はありません。

　 

さてそれだけではないですぞ。
左はエヴィアン。右はチュチュ。
ほんのり白くなっていますね。首に白粉をのせた舞妓はんのようです。
風の弱い好天の今日こそはと、石灰硫黄合剤を塗りました！

たかがミニバラに大仰なと思われるでしょう。
無農薬派の方は眉をひそめるかもしれませんが、私はなんとしてもアイツらをやっつけたかったのです！
それは、ハダニ！
昨年６月から12月の頭まで、ずううううううっとミニバラ達…ロザリーとエヴィアンが特に集中的に、ずっと苦しめられてきたのです。
私はもう秋口にはうんざりしていました。
今日取り去った葉の裏にだって、アイツらは潜んでいました。みんなむしったから、ゴミの日に出してやります！
でもでも油断はなりません。アイツらは、芽の付け根や樹皮などに潜んでいるらしいじゃないですか。
晩秋に少しうどん粉も出ましたし、それらを一網打尽にできるとなれば、やらないわけにはいきません。
それでも今年もハダニはどこからかやって来るでしょうが、とにかく昨年の苦しみを一度リセットしたかったのです。

かくしてミニバラたちに、超強力なヤクをアクリル筆で塗り塗り…
最初はあまりにミニのちまちました枝ぶりや、トゲにはじかれながら塗っていくのがめんどくさいと思いましたが、いつのまにやら熱中して、２度塗りまでしちゃいましたｗ
私こういう作業好きなんですよねぇ……ｗ
塗りながら芽の出方や枝ぶりを超観察しました。もうベーサルが出ているせっかちさんも、これからベーサルになるんじゃないかと期待させるポッチリ芽が根元部分にいくつも出ていました。

来週は、株分けをします！
（と宣言して自分にハッパをかける…）

タグ：ミニバラ ロザリーサンヒット エヴィアンフォーエバー チュチュオプティマ ラブリーモア アンブリッジ・ローズ

コメント 2

こんばんは～。
頑張ってますな。

石灰硫黄合剤、塗ったことないんですが
やっぱり効くんですね。ちょっと調べてみようかな。
あんまり勉強もしてないんですよ、石灰硫黄合剤のこと。

わたしは完全な無農薬派ではありませんが、
すご～く強いものは避けつつあります、です。
が、虫系にはどうやら理性がきかなくて、ブワ～っと
撒いちゃうときもありますけど・・・

ミニバラちゃんたち、サッパリしましたねぇ。
私のミニバラ、すんごい切りすぎた。。。ちゃみちょこ
さんのを見たら、「あ！やりすぎちゃった！！」と
思ってぇ～

春から大事に枝を育てていきまする。。。



by ukbeat (2011-01-24 21:18) 

ぎゃあ～アラレが降ってきましたよ！
ukbeatさんこんばんは…鉢を取り込んでヘトヘトです。

農薬。私がムキになってるのは、ハダニ対策だけです。
なくてもキレイに葉が展開するなら、ないに越したことはないですよね。
とにかく日々の観察が何よりだと思いますです。
（自分に言い聞かせてますハイ）

剪定。立春の後にしようと思ってますが、遅いかしら？
結構楽観的です。ミニですしｗ
サッパリしても、株が元気ならモリモリ育ちますよね！
というわけで、うちも頑張ります。ぼちぼち。
by あっこ (2011-01-24 21:59)